大人の歯列矯正、気になっている方も多いのではないでしょうか?
そんなわたしも、26歳にして矯正をはじめました!
わたしの場合、「急速拡大装置」という謎の装置から始まりました。
これがなかなかに辛かったんです…。
- 急速拡大装置とは?
- 痛みは?どんな効果があるの?
などなどまとめています。
急速拡大装置っていわれたけどどんなことするの?と不安な方の参考になれば嬉しいです◎
急速拡大装置とは?
急速拡大装置とは、上あごの横幅を広げるための固定式の装置。
上あごにある正中口蓋縫合というつなぎ目を開いて上あごを広げていく…という恐ろしい装置です。
顎が狭く歯並びがガタガタな人は、
- 急速拡大装置で顎を広げる
- 歯列の幅が広がったらブラケット矯正開始
というパターンが多いようです。
わたしの場合
わたしのもともの歯並びはこんな感じ。
上下ともに顎が狭すぎて、歯が収まりきっていません。
そのせいで出っ歯気味になり、自然と口呼吸になり口が渇き、自律神経系の不調にも繋がっているということでした。
わたしの場合は、
- 急速拡大装置で上下のあごを広げる
- 上2本抜歯
- ブラケット装着
という順番で矯正を進めていきました。
拡大装置は3ヶ月程度つけるとのことでした。ブラケットつけるまでにはまだまだかかりそう…
急速拡大装置をつけてみた
上あごに急速拡大装置がついた写真がこちら。
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何もしていなければ痛みはありませんが、尋常じゃない違和感。
つけていて困るのは、
- 唾液が永遠に出てくる
- 舌の置き場が定まらない
- とにかく喋りづらい
ということでした。
スクリューを回してみた
急速拡大装置は、真ん中にあるスクリューを患者自身で回し、つなぎ目を広げていくもの。
わたしの場合は1週間に1度、4回まわすようにと言われました。
夫に回してもらいました。
回している間は、鼻の奥にツーンとした痛みがありかなり辛いです。
回した直後は、顔面痛と頭痛がやってきます。
(しばらくすると落ち着きます)
2回目から激痛がやってくる
スクリュー回しは1週間に1回、計4回でした。
1回目はそこまで痛みはありませんでしたが、2回目からは回すたびに歯と顔に激痛が走り、涙。
回すことによる痛みよりも辛かったのが、舌の痛み。
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口腔内が狭すぎて、舌を急速拡大装置に押さえつけることになり、舌に跡がくっきりと…。
これがとにかく辛すぎて、矯正の先生に相談。
仕事柄たくさん話すので舌の動きが多く、どうしても負担がかかってしまうそうです。
痛みを和らげるためには
- ワックスをつける
- 頻繁にうがいする
- 痛み止めを飲んでも大丈夫
ということだったので、仕事中もうがい薬でうがいをし、痛いときはすぐにロキソニンを飲んでいました。
舌癌になったりすることは絶対にない、と断言してもらえて安心しました。
ただ、熱が出たりはあるかもしれないので、そのときは必ず連絡くださいと言われました。
結果、熱が出たりすることもなく無事に(?)顎の拡大が終わりました!
急速拡大装置の効果
急速拡大装置を2ヶ月半ほどつけた結果がこちら!
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上あごそのものが広がったというよりは、内向きに生えていた歯が真っ直ぐになったという感じです。
下あごにも拡大装置をつけましたが、上に比べたら痛みも少なく、楽に感じました。
上下ともに写真で見ると変化が分かりづらいですが、噛み合わせが変わっている実感があります。
上下合わせて約7ヶ月の急速拡大装置生活が終了!口の中がかなり広がりました◎
次回は抜歯!
急速拡大装置によるあご・歯列の拡大が終わり、次はいよいよ抜歯です。
大きな怪我や手術をしたことのないわたしにとって、顎の拡大も一大事でしたが…
健康な歯を抜いてしまうというのも、なかなか辛い体験でした。
すべては美しい歯並びと全身の健康を手に入れるため!
ぜひ楽しみにしていてください◎
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